ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

#わたしと年金

 

 

スゴいですネ。

先日、「年金なんてアテにしないで、自分で頑張って2000万円用意してネ」ってなったばかりなのに、日本年金機構はこんなイベントをやるんですって。その神経の太さを僕にも10分の1でいいから(それ以上はいらないから)譲ってほしいものです。

さて、このつぶやきを受けて、ツイッター上では#わたしと年金というハッシュタグが生まれ、様々なつぶやきが生まれています。
今回は僕の目に留まったものについてご紹介していきたいと思います。

 

こちらは皆様ご存じの『マッチ売りの少女』が元ネタですネ。
この「年金百年安心プラン!」とほほえむ政治家はどなたでしょうか。
公明党の坂口元厚生労働大臣でしょうか。
当時、僕は子どもだったのでよく知りませんけど。

 

今度は石川啄木の『一握の砂』からですネ。こちらも有名です。
「ぢっと見る」対象が”年金手帳”なのが秀逸です。
「2000万無いと無理だぞ」の言葉もむなしく響きます。

 

こちらはお恥ずかしながら、元ネタがわかりませんでした。
調べたら、西條八十の『ぼくの帽子』という作品でした。
年金を谷底に落とした、という表現がなかなか的確かつヒドくて元ネタの使い方のセンスの良さに感心しました。
誰にも拾ってくることはできませんからネ。 

 

 

こちらの方は海外に住まわれているとのことですが、”3年間働いた日本の年金より、1年間のスウェーデンの年金の方が多いです。”という話をいったん聞いてしまうと、日本で年金を払うのがバカバカしくなってしまいそうですね。
いや、”僕の世代では何千万も損するのが分かりきってるので、”とっくにバカバカしいのですが。

 

こちらのつぶやきは怒りがダイレクトに伝わってきます。
その怒りが”もう払わなくて良いでしょうか?”の一言に集約されているようで、言葉の重みを感じます。
僕も学生納付特例制度の分を追納しないことにしよう!と意思が固まりました。

 

精神科医で大学教員もされている香山リカ先生のつぶやきです。
ユーモアと皮肉がかなり効いています。
これ、ボケっとして読むと、詐欺とかねずみ講に引っかかってしまった人の話かと勘違いしそうなんですけど、年金の話なんですよね…
まぁ、それだけ詐欺と年金の間にある差がなくなってしまったということなのかもしれませんが。

 

 

 

今回は、#わたしと年金のハッシュタグが付いたつぶやきの紹介でしたが、今後も面白かったり、パンチが効いていたりするつぶやきがあれば追加で紹介するかもしれません。

それでは、次回もよろしくお願いします!

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質問箱に来たちょっとうれしい投稿

 

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先日、僕の質問箱にこのような投稿をいただきました。

僕のブログに救われたなんて言われたことが初めてだったので、正直嬉しくて"唇の両端が勝手に引っ張られていく”現象に久々に遭いました。

この投稿でいうところの「大会」というのは、おそらく吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストのことだと思うのですが、当ブログはコンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログですので、演奏に関する感想やCDのレビューはホメる内容も耳の痛い内容も正直に書いているつもりです。

特に、耳の痛い内容としては、「音型とか音の処理はもっとタイトな方が僕の好みだったのに」とか「サウンドのコントロールを見失う箇所が散見された」とか「選曲に一考の余地が残る」とか「マーチ(行進曲)の基本であるクサビ型の音型がなっていない」とか…

それでも、僕のブログを読んで救われたり、価値を見いだしてくれている人がいるということがこういった形で分かったので、これからはホメる内容をもっと充実させて、演奏やCDのレビューを書いていこうかなと思った次第です(学生指揮をやっていた頃も、奏者をホメることが少ないとお叱りをよくいただいていたので、その反省も踏まえて)。

「いろんな大会を見に来てください」とのことですが、自称吹奏楽コンクール厨房の僕としては、お金が続く限りいろいろ聴きに行く所存であります。

そして、バンドジャーナルに掲載される審査員の先生方のように的確な講評は書けませんが、僕なりに感じたことを率直に(あとは、ホメる内容を多めに)感想を書いていきたいと思います。

(結果がよかったり、上位大会へ推薦された演奏はそんなにホメないかもしれませんが…)

 

 

今まで書いてきた吹奏楽の大会関連エントリ

hebo-chan.hatenablog.com

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”やらされ感”で指揮者をしているあなたへ

 

学生指揮時代の経験

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僕、実は大学の吹奏楽部で学生指揮を”させられて”いたんです。大学3年生の時でした。
自分では”やらされ感”があったものですから、ふてくされながらやっていたんですけど、コンクールの曲だけは僕が希望した曲をやらせてもらえました。
しかしながら、”やらされ感”のある指揮者なんて奏者からはナメられて当然で、コンクールの練習では、常に寝ぼけた音がしていた記憶があります。
そんな中、月に数回指導を依頼していた外部指導者の方のレッスンの際、テンポの速い楽章(2楽章形式の曲でした)を演奏することになったのですが、その外部指導者の方が指揮を振ると、音がバンバン飛んできて(普段の寝ぼけた音は何だったのでしょう)、妙なドライブ感が産まれていたんです。
この奇妙な現象にあっけにとられたことを10年ほどたった今でも覚えています。
当時は、何の音楽的素養のない人間(僕のことです)が指揮を振るのとは違って、有名な指揮者が振れば、みんなちゃんと演奏するんだナァ、くらいにしか思っていませんでした。

最近見かけたつぶやきから

これはプロのユーフォニアム奏者の中村睦郎先生のつぶやきです。指揮者としても幅広く活躍されています。

今思えば、”やらされ感”で学生指揮をしていた僕は、奏者に対するリスペクトが圧倒的に不足していたのでしょう。
それに対して、奏者のポテンシャルを引き出した外部指導者の先生は(下手糞なアマチュア大学生相手ではありますが)一定のリスペクトをもって指導に当たられていたのでしょうし、奏者の側も先生のことを信頼して演奏していたため、ああいった演奏ができたのでしょう。

このことに気づくまで、ステージから離れてから10年近くかかりました。

当時の”やらされ感”たっぷりの僕はどうしようもありませんが、もし、今現在”やらされ感”たっぷりで指揮者をされている方がいたら、このエントリが伝えたいことが届きますように。

以上。

 

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