ホウ砂に吹かれて

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保守雑誌感想文【2020年10月】

人生は常にこれから(特集より)

「人生は常にこれから」といセリフはいろんな人が言っている気がしますが、そのセリフを端的に表した、世阿弥の言葉を紹介したいと思います。

「時分の花より誠の花」

若さが放つ花が時分の花、そういった花は時とともに褪せてしまいます。対して、修養を日累月積して咲くのが誠の花です。その花は年を経るごとに美しさを増します。

「住する所なきをまず花と知るべし」

止まらず学び続けることこそ花である、ということです。修業にも、人生にも、これでいいということはありません。常にこれからと思い前進せよ、そこに花がある、と世阿弥は教えてくれているのでしょう。

(「花」って何を指しているのでしょうね?)

自分の未来は自分で切り開く

日本初義手の看護師、元水泳パラリンピック選手 伊藤真波氏のインタビュー記事より。

20歳の時に交通事故で右腕を失った伊藤真波さんですが、その後の人生はふさぎ込まず、水泳のパラリンピック選手や看護師としての顔だけでなく、バイオリンも弾くし、結婚・出産も経験されて、現在は講演活動もされているといいます。
そのバイタリティはどこから来るのでしょうか、と思い記事を読んでいたら、伊藤さんは母に恩返しをしたいと思っているとのこと。自分を支えてくれる人のことは忘れてはいけないし、感謝の気持ちは持ち続けたいものです。

「不可能を可能に」子どもたちの未来を創る医療

小児脳神経外科医、にわとりファミリー理事長 髙橋義男氏のインタビュー記事より。

 教科書通りの治療をしていたら、一生寝たきりで、気管切開されて意にチューブで栄養を流し込まれて……という重症の病気を患っていても、僕の患者は電動車椅子に乗って動き回り、普通食を食べられるまでに成長した子どもたちばかりなんです。 

早速引用から始まってしまいましたが、もし仮に自分が重病を患って生まれてきてしまったら、教科書通りの治療ではなく、髙橋医師の治療を受けたいと思うのは当然のことでしょう。
髙橋医師は可能性にチャレンジしている、という風におっしゃっていますが、僕はそれだけではなく、平均的な医師と比較して何倍もの勉強をされているのだと思います。
医師という仕事は人の命や人生を預かる重い仕事である思わされたのと同時に、こんなにカッコいい医師がいたんだ!と記事を読んでいてどこかあこがれのような気持ちをもちました。

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