ツイッターで #吹奏楽の伝説 というタグが流行ったので。
つい先日まで、ツイッターの吹奏楽ファンの皆さんの間では #吹奏楽の伝説 という自分のお気に入りの演奏を紹介するタグが流行っていましたので、”吹奏楽コンクール厨房”を自称する僕も乗っかってみることにしました。
ただ、全国大会の演奏に関しては、どうせ誰かが紹介しているだろう、ということや、僕自身聴きに行けたことがありません(奏者側としても行けたことはありません)ので、全国大会以外の演奏を紹介することとしました。
1/3 2008年 専修大学北上高等学校
▽2008年 専修大学北上高 ブライアンの休日&宇宙の音楽
— ノロい人 (@borax_norochan) September 5, 2020
岩手県大会にて。岩手県にもこんな演奏をするバンドがあったのか!と。実はこのとき課題曲も自由曲も被った学校があったのだが、諸事情もありいろんな意味で気の毒でならなかった。#吹奏楽の伝説
このときの宇宙の音楽はとにかくスゴかった。聴いてて過集中になったもん。
結局この年の専修大学北上高は東北大会金賞まで行きましたが、これを最後に岩手県高等学校旧Aクラスからは東北大会金賞が出ていません。頑張れ!
2/3 2016年 聖徳大学付属女子中学校・高等学校
▽2016年 聖徳女子(松戸) スカイブルー・ドリーム&子供と魔法
— ノロい人 (@borax_norochan) September 5, 2020
千葉県本選と東関東大会にて。A部門にしては非常に珍しい少人数かつアンバランスな編成ながらも、それを活かしきった演奏。サウンドとアンサンブルのち密さが光っていました。#吹奏楽の伝説
↑こちらのエントリでも紹介しておりますが、最初編成を見たときはビックリしました。しかしながら、演奏自体は心配したような不安定さはなく(中学生もいる小編成なのに!)、なみいる強豪55人編成にしっかりと肩を並べていました。
3/3 2017年 作新学院高等学校
▽2017年 作新学院高 スケルツァンド&真島富士山
— ノロい人 (@borax_norochan) September 6, 2020
東関東大会にて。ノリノリの課題曲と気迫に満ちた自由曲。ところどころ音のコントロールを見失う箇所が散見されるも、そこもまた愛おしい。こんな演奏は二度と出会えないだろう。タイムマシンがあったらまた横須賀で逢いたい演奏。#吹奏楽の伝説
↑こちらの作新学院高さんの演奏はこのエントリで紹介させていただいております。
この演奏にはとても感動させられました。コンクール終了後、即売の音源を買って、帰って聴いたんですけど、「あ、あの感動は直接聴かないと100%じゃないな」って。真島富士山でこの年の作新学院高を超える演奏にはまだ出会えていません。
番外編 曲の改変について
「吹奏楽の伝説」に絡めて、曲の改変に苦言を呈されていた方がいたので、1999年の吹奏楽コンクール、福岡工業大学附属城東高等学校が取り上げた櫛田胅之扶作曲『元禄』についてコメントしておきました。
このお話を屋比久勲先生から伺ったのは大学時代に参加した指導者講習会の中の講演会です。
福工大城東の元禄はちゃんと一つ一つ櫛田氏の許可を得たと屋比久先生はおっしゃっていました(他の団体は知りませんが、ともおっしゃっていました)。 https://t.co/5LoxWCeTJ3
— ノロい人 (@borax_norochan) September 5, 2020