保守雑誌感想文【2018年3月】
平素より大変お世話になっております。
はてなブログで「ホウ砂に吹かれて」をやっております、
ノロい人でございます。
今回の更新は、月に一回の会社で取っている自己啓発系保守雑誌の
感想文になります。
天 わが材を生ずる 必ず用あり
今月号のテーマは
「天 わが材を生ずる 必ず用あり」
という言葉でした。
これは唐代の詩人・李白の言葉になります。
通常、「材」という漢字を見ると、
「木材」とか「鋼材」といったように、
材料とか材質に関連する言葉が思い浮かぶものなのですが、
ここでいう「材」とは、「才能」や「身体」という意味が
あるのだそうです。
(なんだかんだでこの保守雑誌は教養が身につきます)
この李白の言葉を現代の言葉で解釈するならば、
天は自分という人間をこの世に生んだ、
天が生んだ自分には必ず役割、使命がある
ということになるようです。
自分磨きと仕事の話
ここで、今月号の保守雑誌から一部引用いたします。
趣味では人間は磨かれない。人は仕事を通してしか自分を磨くことはできない。
出ました!これぞ自己啓発系保守雑誌!
仕事賛美です。
これって、労働に価値を置く立場からの意見なんですよね。
前もこのブログで書いたんですけど、労働に価値を置くのは
ルターの辺りのキリスト教の道徳なんですよね。
こうやって見てみると、労働に価値を置くのは洋の東西は
関係ないんだな、って思いますよね。
僕個人としては、”人は仕事を通してしか自分を磨けない”
なんて極端な意見だな~って思いますけどネ。
がんと闘う山下弘子さんのインタビューを読んで
山下弘子さん。十九歳で肝臓がんを発症、余命半年と宣告されながら、二十五歳のいまも明るく活動を続けている。
十九歳という若さで、肝臓がんという重い病気にかかり
余命半年の宣告を受けた方のインタビューにはショックを
受けました。
十時間に及ぶ大手術でした。二キロもあるがんを全部切除できましたから手術は成功でした。でも、麻酔から覚めると全身の激痛に襲われました。話すのも、瞬きするのも痛い。あまりの痛みに気絶しかけたくらいです。
僕は普段大きな病気をすることもなく、当たり前のように
健康で(であると思いたい)いられているわけですが、
これって本当に感謝すべきことなんだナァ、ということを
考えてしまいました。
健康だけでなく、普段仕事でもプライベートでも自分に
関わってくれている人たちをはじめ、一見当たり前の
ように見えることを当たり前と思わずに、感謝しながら
大切にして生きてかなくてはいけません。
また、自分は健康で五体満足でいるわけですが、
それを活かさずに普段漫然と生きていることって
実はもったいないことなのだということにも気付かされました。
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以上が今月の保守雑誌感想文になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
またお会いしましょう!
See you again!
これまでの保守雑誌感想文