学歴フィルター以外のフィルターを考えてみた
新卒の就職活動について、こんな記事を見つけました。
↓↓
早い話が、
「難関大学以外にもいい学生はいるのは分かってんだけど、
応募者をさばききれないから、学歴フィルターにかけるしか
ないんだよネ」って話です。
まぁ、情報の不確実性だか非対称性だか忘れたんですけど、
そんなカンジの市場の失敗で、こんな事態になっている
ってことなんでしょうけど、学生だって企業のことを
「有名企業フィルター」とか「東証一部フィルター」に
かけてるわけですから、お互い様なわけです。
って、話を以前ブログに書いたんですけど、
全く同じ話をするわけにもいかないので、
今回は学歴フィルター以外のフィルターを考えてみました。
学歴フィルター以外のフィルターも実在する
上の記事にもある通り、就職活動市場では有名な「学歴フィルター」
のほかにもいろんなフィルターが実在するのです。
記事から、引っ張ってきてものだけでもこういったものがあります。
- 学部・選考
- 性別(男女雇用機会均等法は???)
- 所属ゼミ
- 容姿
「容姿」ってのが引っかかりますね、僕なんか一発でアウトです。
まぁ、確かに大手銀行の窓口の綺麗なオネーチャンなんかは
「容姿フィルター」で選ばれているんでしょうネ。
あと、特別扱いってのもあるそうです。
選考において、一部の学生を特別な待遇やフローで選考する「特別扱い」をした企業は61.1%だった。特別扱いの対象学生として最も多かったのは「自社が採用ターゲットとする学校の学生」で29.3%、次いで「自社が採用ターゲットとする学部・専攻の学生」が28.6%、「自社の従業員の知り合い」が25.4%だった。
僕は就職活動の時に特別扱いなんてされた記憶なんて無いんですけどネ。
文句を言ってもしょうがないんですけど。
学歴フィルター以外のフィルターを考えてみた
さて、ここからが本題(かつ、おふざけ)です。
ここまでで挙がっていたフィルター以外のフィルターを
考えてみようっていう話です。
フィルターにも多様性を設けることで、あるフィルターに
はじかれる学生(応募者)も別のフィルターには通過する
かもしれないって話です。
(繰り返しになりますが、これはおふざけですので、これを読んで怒ったり、
感情的になったり、バッシングしたりしないでください)
部活動・サークルフィルター
まずは、学生時代に所属していた部活動やサークルによる
フィルターです。
理不尽に耐えられる人材が欲しいなら、”ブラック部活動”として
メディアにやり玉に挙げられていた、野球部、バスケ部、吹奏楽部
あたりの部活動所属者(ほかにもいっぱいあるんでしょうけど)を選抜して
みてはいかがでしょうか?
一方で、「部活動で消耗しない」というリスクマネジメントができている、
応募者を選抜したいなら、帰宅部とか文芸部とか写真部とか(失礼)あたりの学生を
選抜するというのもよいでしょう。
実際、体育会系の人材を扱っている就職活動サービスみたいなものも
あるので、これは既にあるフィルターなのかもしれません。
(なぜか文化系の就職活動サービスの話は聞きませんよね)
LGBTフィルター
LGBTとは平たく言うと、性的少数者のことです。
こういった人たちを率先して採用しましょう。
今や、ダイバーシティの時代です。多様性を大事にしましょう。
「男性の気持ちも、女性の気持ちも分かるオカマさん素敵!」とか
「ゲイは、センスいいし、面白いし!」みたいなカンジで。
発達障害フィルター
先ほどのLGBTフィルター同様、多様性が大事なんです。
ダイバーシティなんです(したり顔で)。
発達障害の人は、扱いにくい側面もありますが、天才肌なんですョ!
エジソン、アインシュタイン、ビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズだって
発達障害だって言われてるし!
そうです、発達障害者は天才なんです。
天才を採用しない理由がない。
しかも障害者雇用促進法もあって、
障害者を雇わないとおカネ取られちゃうんですよ?
さぁ、どんどん発達障害者を採用しましょう!
発達障害と天才や歴史的偉人との関係を述べた書籍などは数多くありますが、どれも医学的・科学的な根拠に欠けるものばかりです。実際には発達障害を持ちながらなおかつ天才や偉人として輝ける人などはごくごく一部であり、その影には数多くの生き辛さを抱えた人たちがいることを知ってください。
— 発達障害者の背中を支える妹bot (@isam3lbot) 2018年3月3日
出身地フィルター
小さい頃から海外留学とかボランティア活動とかして人生経験豊富な都会の子と、生まれてから修学旅行以外で一度も県外に出たことないような子が実力で戦ったら、不公平すぎでしょ。
— くまちゃん (@boooonsai) 2018年2月25日
日本って現状、田舎に生まれると一生負け組確定だよね。
— くまちゃん (@boooonsai) 2018年2月16日
学生の応募者を出身地でふるいにかけるのも一つのやり方です。
都市部出身者や都市部に位置する学校の学生に絞って採用することで、
優秀な学生を採用できる確率がグッと高まりますョ!
えっ?地方やその出身者にも優秀な人材がいるかもしれないって?!
そんなことわかってるけど仕方ないじゃん!
だって、応募者の数が多すぎてさばけないんだモン。
でも、学歴フィルターよりはマシでしょ?
う~ん、それだったら、地方出身者の幹部と同郷の学生に
絞ってみたらいかがですか?
それだったら、文句ないでしょう。
おふざけは以上です。
失礼いたしました。
それでは、また。