「発達障害」ってイケない言葉だと思いますか?
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ブログですが、発達障害について、コメントされていましたので、
取り上げてみようと思いました。
私は、かねがね思っていたことがある。
「発達障害」という用語である。抵抗ある表現である。私から言わせれば、「発達障害」ではない。障害どころか、「エスパー」である。「天才」である。(中略)
発達障害という用語、どうにかならないのだろうか。多数派から見た場合、障害なのかもしれないが、障害ではない。個性であり、才能だ。
発達障害を「障害」とみなすか、「個性・才能」として
みなすかっていうのは、結局のところ本人が困っているか
どうかだと思うんです。
実際、生きるうえで苦しんできた本人(またその周囲)が発達「障害」として
診断を受けることで、納得できるようになったということもあります。
ですから、一概に「障害」という扱いがダメということはないと思います。
「ああ、自分を今まで困らせていたものの正体ってこれだったのか」と
納得することもできましたし、薬を処方してもらうことでずいぶんと
助けられている部分があります。
(これはひょっとしたら、甘えかも知れません)
僕自身、面と向かって「あなたは障害者です」と言われても、
思い当たる節が多すぎるので特に抵抗はありません。
(言われるシチュエーションにもよりますが)
あと、発達障害を取り上げるときによく言われるのが、
「発達障害には天才が多い」
ということです。
例えば、発達障害の有名人。
スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、ケネディ、エジソン、アインシュタイン、スーザン・ボイル、黒柳徹子、トム・クルーズ、スピルバーグ、ウォルト・ディズニー、山下清…。まさにエスパーである。天才である。
僕自身、何か抜きん出た才能があるかというと、
そんなものはありません。
学校の勉強で得意・不得意の差が激しいとか、
興味のツボにバシッとハマったことであれば、
記憶力がいいとかその程度です。
僕以外の発達障害の方でも、周囲を黙らせるほどの
「異能」を持っている人なんてなかなかいないと思います。
(ちなみに、「発達障害 天才ではない」と検索すると、
いろいろな意見に触れることが出来るかと思いますので、
興味ある方は是非)
そもそもこの複雑怪奇なる脳がバランスよく発達することなどあるのか!得意とするもの、不得意とするもの、あって当然である。不得意であるならば、それを得意とする者が補えばいいだけの話。
一方、 高橋先生の教育者としてのこのご意見は、
発達障害の当事者として、本当に心強く思います。
また、
障害という用語を使用したがゆえ、もしかしたら、あなたはその可能性があるかもしれないね、という他人からのアドバイス、またはカミングアウトに抵抗を感じてしまい、人間関係を歪め、深く思い悩み人生を狂わせてしまっている場合もあるのではないかと危惧している。
と高橋先生がおっしゃっていることについて、
僕自身発達障害であることは受け入れられていますが、
僕みたいな人ばかりでないことも理解しているつもりです。
「あなたには発達障害の可能性があるかもしれないね」と言われたり、
発達障害であることを言いだせない、というところから来る苦しみも
想像に難くありません。
ですから、「障害」との診断を受けることで救われる人が
いる一方、「障害」という言葉のせいで思い悩む人もいるという
ことで、これは非常に難しい問題だな、という風に感じました。
結局、「発達障害」っていう言葉はいいのか悪いのかは
僕の中で結論を出すことができませんでした。
ですが、白黒つけることに関して、どうしても抵抗がある、
というのが現時点での僕の答えです。
(誤読しておりましたら申し訳ございません)
う~ん、難しいなぁ…
それでは、また。
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