LGBTを尊重する?
先日、会社でとある課長が同僚(男)に向かってこんなことを
言っているのを耳にしました。
「今度退職するX君、最後に抱いてやりなよ」
「今はLGBTって言って、尊重してやらなきゃいけないんだってよ」
説明すると、このX君はどこか言動が中性的なところがあり、
ゲイとか、オカマなんじゃないかと言われていました。
この課長は冗談でそういうことを言ったのでしょうが、
LGBTを尊重する→抱いてあげる、という思考回路には
驚きました。
この会話を聞きながら、
「その”LGBT”とやらがここにいるんだけどな」などと
思っていたのですが、よく考えてみると、
LGBTを尊重する→抱いてあげる、という思考回路は
ありがたいことなのかもしれません。
よし!これからは僕も、好みの殿方を見つけたら、
「ゲイを尊重するなら、僕のことを抱いてください!」
などと言って迫ってみよう!
アホか。
本当に性的少数者を尊重する気があるんだったら、
個人的には恋愛や性の話題を振らないでいてくれるのが
一番ありがたいんです。
彼女ができたかとか、早く結婚しろとか、
一緒にフーゾク行こうとか、もしかして”こっち”?とか、
そういうことを言わないでくれるだけで良いんです。
何も「抱いてやる」だなんて、自分からハードルを上げる
ことなんかないんです。
特定の話題を振らないだけで、性的少数者を尊重することに
なるんだから、何も難しくないでしょう。
まったく、もう。