「有給休暇取得理由を言わないといけない」という社会通念
先日のことですが、職場の先輩が「有給休暇が欲しい」と
いうことを上司に言いに行っていた場に居合わせてしまいました。
その上司は理由をどうしても聞き出そうとして、
「理由がないと認められない」なんて言い出したのですが、
その先輩も先輩で、「ただ有給休暇が欲しいんです」の
一点張りで、押し問答になりかけていました。
後でその先輩から話を聞いたところ、上司が理由を聞いてこようと
してくることは、わかっていたのですが、そういった点は忖度したく
なくて「ただ有給休暇が欲しいんです」と言ったようでした。
労働基準法上は理由を教えないと有給休暇が取れないとか、
理由によって休暇を取ることを認めるかどうか決めるって
いうことは、おかしい話なんですけど、そのことを上司が
ちゃんと分かっているのかは知りません。
何でたかが有給休暇を取るために理由をいちいち聞いてくるのかを
ちょっと考えてみたんですけど、ひょっとすると、僕たちより下の
世代と上司の世代では常識とか社会通念が違うということがあるの
かもしれません。
僕たちよりも下の世代は、検索エンジンなんかで
「有給休暇 理由」
みたいな感じで検索して、有給休暇を取得するのに、
理由はいらないことをよく調べていたり、そのほかにも
待遇や福利厚生のことでいかに会社に「ズル」をさせないか
というように知識をよ~く蓄えている人が多い印象を受けます。
一方上司の世代は、若い世代と比較してそういったことに
関心が薄いように僕の目には映ります。
(僕の主観だらけになっていますネ)
有給休暇を取ることに関しても、「理由がないとダメ」なんて
学校の欠席と同じような感覚で思っているのかもしれません。
上司の世代にとっては、「休暇を取るときは理由がないと
認められない」というのは労働基準法に優先する社会通念なのです。
まぁ、件の先輩も「ただ有給休暇が欲しいんです」なんて
一点張りで行かないで、嘘でもいいから上司が納得しそうな
ことでもテキトーに言っときゃいいのに、なんて見てて
思っちゃったんですけどネ。やり方が下手くそだな、って。
(あまり大きな声では言えませんが、僕はそうしています)
ということで、今回はここまでなんですけど、有給休暇取れるモンなら
バンバン取りたいものですよね。
それでは、また次回お会いしましょう!
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