保守雑誌感想文【2018年10月】
平素よりお世話になっております。
はてなブログで「ホウ砂に吹かれて」をやっております、ノロい人でございます。
今回のエントリは月に一度の保守雑誌感想文になります。
どうか、最後までお付き合いくださいませ。
幸せになる因子
日本の実質GDPは50年で約6倍になっていても、生活の満足度はほぼ横ばいで推移しているといいます。つまり、物質面では豊かになっていても、幸せの度合いについては1950年代と変わっていないということです。
では、何が幸せにつながるかということについて、慶応義塾大学大学院教授の前野隆司氏らが多変量解析により明らかにしたのが、次の四つの因子になります
- 第一因子『「やってみよう!」因子』(自己実現と成長の因子)
これは目標を持っていて、実現するための自分の強みが分かっている、強みを生かすために学習成長しようとしている人が幸せであることを示します。 - 第二因子『「ありがとう!」因子』(繋がりと感謝の因子)
人に感謝して、利他的なふるまいをしたいという気持ちが強く、様々な人と交流を持っていることが幸せということになります。 - 第三因子『「なんとかなる!」因子』(前向きと楽観の因子)
幸せには前向きさや楽観性が必要であることを示しています。自己実現や成長、他社のとつながりをはぐくむときには、前向きで楽観的にチャレンジしていけることが必要です。 - 第四因子『「ありのままに!」因子』(独立と自分らしさの因子)
周りの目を気にせず、自分らしく生きることが幸せにつながることを示しています。人と仲良くしつつも、同時に自分らしさも持つことで幸せになれるのです。
これらの因子は、戦後日本に入っていた西洋型の考え方によって、日本から失われてしまった宗教的な(神道や仏教、儒教など)の考え方に代わり、よりよく生きるための科学的な法則を提示することが期待されます。
「人生は言葉のレストラン」
これは、ラミール社長の河村京子氏の言葉です。
河村 私は「人生は言葉のレストラン」ってよく社員に言っているんですけど、人生は自分が発したことや願っていることしか実現しないようになっています。レストランに行って、うどんを注文したのに、カレーが出てくることなんてないのと同じで、人生も自分の言ったとおりの世界が待っているんです。
最初この部分を読んだときに、自分はどんなことを願っているかということについて、無自覚であることを思い知らされました。それでは、何も実現しないということになってしまいます。そんな人生ではいけないと思いますので、夢や目標を見つけて、生きていかなければならないと、感じました。
ということで、以上が2018年10月号保守雑誌感想文になります。
お読みいただいた皆様、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
それでは、またお会いしましょう!See you again!