ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

保守雑誌感想文【2018年6月】

 

 

平素より大変お世話になっております。

はてなブログで「ホウ砂に吹かれて」をやっております、

ノロい人と申します。

6月は終わってしまいましたが、保守雑誌6月号の

感想文を書いていきます。

どうか、最後までお付き合いのほどよろしくお願いします。

 

 

父と子

6月号の保守雑誌のテーマは「父と子」でした。

母と子は出産という形で身体のつながりがあるため、

絆が作られやすいのに対して、父と子はそういった身体の

つながりがないため、ほぼ他人のようなもので、一緒に過ごした

時間の長さや共有した経験の数で絆が作られていく、という

ことを先日エントリで紹介したばかりなので、僕にとっては

イムリーなテーマでした。

保守雑誌の内容を見ても、父親からたくさんのことを学んだ、

という内容が多く、父親が子どもに何かを教えたり、

子どもが父親の背中を見て学ぶことでも、父と子の絆が

深まっていくんだなぁ、ということを感じました。

 

 

他人と比較してはいけない、っていう話

東京家庭教育研究所の創設者であります、故小林謙策氏は

娘に対して「“人よりも”偉くなれ」と育てていたのですが、

それが原因で娘を亡くしてしまったということが

紹介されていました。

(このことがきっかけとなり、故小林氏は家庭教育に

生涯を捧げています)

それを読んで僕は、

他人と自分を比較することって、人を幸せにしないんだな、

と改めて痛感させられました。

数々あります僕の悪い癖の中の一つが、

この「他人と自分を比較する」ということなんですが、

以前に比べれば、大分マシになったように思いますが、

油断するとこの悪い癖が出てきてしまいます。

故小林氏の言うように、“人より偉くなれ”ではなく、

”自分の最善を尽くしなさい”ということを自分に

言い聞かせると同時に、他人とではなく過去の自分と

比較して自分は向上しているか、良い方向に変化し続けて

いるか、ということを自分に問い続けていきたいと思いました。

 

 

病に打ち克つ話

坂村真民氏の末娘である西澤真美子氏は、

坂村氏が40歳から詩の世界に入ったのを機に、

無理がたたり大病を患ってしまったということを

鼎談(ていだん)の中で語られていました。

しかし、坂村氏は大病を患ったにもかかわらず、

長生きしたといいます。

それは、昭和37年7月、坂村氏53歳のときに

個人詩誌を発刊したことで、毎月出さなくては

いけない状況に自身を追い込んだことから

寝込んでいる暇もなく、病気に打ち克った

のだといいます。

仕事に打ち込むことで、病気に打ち克つことって

本当にあるモンなんだなぁ、と思わされたエピソードです。

 

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ということで、今回の保守雑誌感想文はおカタいカンジに

なってしまいましたが、最後までお付き合いいただき、

ありがとうございました。

次回のエントリもよろしくお願いいたします。

再見!