保守雑誌感想文【2018年8月】
いつも大変お世話になっております。
はてなブログで「ホウ砂に吹かれて」をやっております、
ノロい人と申します。
今回のエントリは、月に1回書いております
保守雑誌感想文の8月分になります。
どうか、最後までお付き合いのほどよろしく
お願いいたします。
「変革する」というテーマについて
保守雑誌の今月号のテーマは「変革する」なのですが、
そんなこと言われても、何をどう変革するのか、
なんて僕は思ってしまいました。
しかし、幸いなことに「変革する」ことの具体例が
きちんと書かれていましたので、その一部をここで
ご紹介したいと思います。
- 38億年前に地球上に誕生した単細胞生命が人類になっていく過程は、まさに「変革」の連続
- 江戸から明治に移り変わるとき、日本は内憂外患に翻弄されていたが、当時のリーダーたちの「変革力」によって危機的状況を脱した
ということで、具体例を見てもスケールが大きすぎてイマイチ、
ピンとこなかったのですが、人間的に成長していけば、
この保守雑誌の言わんとするところがわかるようになるのかもしれません。
面従腹背ではいけない
これはJALが再建していくときの話なのですが、
京セラからJALへと稲森氏らが移ってきた当初は、
再建に必死になるあまり、乱暴なことを言って
しまうこともあったのだそうです。
しかしそのような中、整備本部長であった
佐藤信博氏はできないことはできないと
はっきりと言っていたといいます。
その当時を振り返り、稲森氏とともにJALへ
移ってきた大田嘉仁氏はこのように言っていました。
ああいう時に一番困るのが「はいはい、分かりました」と口先だけで何もしない面従腹背の人です
我が身を振り返ってみますと、「できない」が言えない自分は
まだまだだなと思います。本音でぶつかっていける人間に
なりたいものです。
稲盛和夫流・意識改革 心は変えられる――自分、人、会社全員で成し遂げた「JAL再生」40のフィロソフィ 新品価格 |
「コピペで生きるな」
「コピペで生きるな」、これはハウステンボス取締役の
富田直美氏が仕事や人生で心がけてきたことです。
親や周囲の大人たちが「良い学校に入って、有名企業には入れば幸せになれる」と言うから、皆そうした人生をコピペ(コピー&ペースト)して生きているんです。
これって危険な生き方ですよね。
良いとされる学校に行った先で、理不尽な先生たちから
主体性の芽を摘み取られてしまうかもしれませんし、
良いとされる企業に入った先で、過労の憂き目に遭う
かもしれないのですから。
(冷静に考えてみると、良い学校&良い会社に
なればなるほどそういうリスクがついて回るように
思えてきました)
ということで、ここまで保守雑誌の内容を紹介しつつ、
感想を書いてまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、また次回お会いしましょう。
See you again!