ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

職場で「遊びじゃない」って怒らないでよ

 

皆さん、仕事とかで「遊びじゃないんだから」って怒られたことないですか?

僕はあります。

んで、僕は怒られることが大っ嫌いなんですけど、このセリフは特に嫌いです。

(じゃあ、どういうセリフだったら怒られてもいいんだって訊かないでください)

だって、「遊び」だったら楽しい思いをしてるワケですけど、楽しい思いをしてるワケでもないのに、こっちは怒られているんです。

冗談じゃありません。

どこをどう見たら「遊んでる」とか、「楽しそう」に見えるのでしょうか。

怒っているあなた様の眼は”fusianasan”なのでしょうか。

 

 

あと、「遊び」を何の断りもなく、「仕事」の対義語として使っているところも納得いきません。

「遊び」の定義…とまでは言いませんが、意味くらいハッキリさせてから怒ってほしいものです。

論理的に考えた上で、自信満々に怒っているのでしょうか。

 

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…なんてことをモヤモヤと考えながら、検索エンジンでいろいろ調べていたら、こんな質問を見つけました。

oshiete.goo.ne.jp

「おまえ、遊びに来ているんじゃないんだぞ。」と時々言われます。
仕事に来ているのですから遊びに来ていないことぐらいは子供でもわかりますよね。
でも「遊び」という言葉の意味が曖昧で、はっきり理解できません。
職場で使われる「遊び」という言葉の意味を教えてください。 

この質問者の方は「遊び」の意味を直球で質問しています。

エラい。

世の中の弱い立場の労働者の99.9999%は、「遊び」という言葉の意味が曖昧で、はっきり理解できていないと思いながら怒られています。

どんな解答があるのか、期待して見てみたら、ベストアンサーにこんなことが書いてありました。

「遊び」という言葉に別に意味はありません。
もっと真面目にやれ、職場にふさわしい服装をしろ、仕事と関係のないこと(たとえば世間話だとかお菓子を食べたりとか)ばかりするな、仕事の効率が悪いからもっと効率よくしろ、そんな言葉の代わりに「遊びに来ているんじゃない」と言うわけです。

え~、「遊び」という言葉に意味はなかったのか!

ショック!!!

こんないい加減なことで、我々、弱い立場の労働者は怒られていたのか!

なんだか腹立たしくなってきました。

 

 

とにかく、「遊びじゃない」という意味のない言葉を使って、人様に怒っている人は、まさか僕のブログの読者様の中にはいらっしゃらないとは思います。

しかしながら、万が一、このエントリを読んでいらっしゃったら、反省と後悔の両方をしていただきたいと思います。

(それでも僕は気が済みませんが)

今回のエントリはここまでとさせていただきます。

それでは、次回またお会いしましょう。

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指原莉乃さんが教えてくれたこと

 

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近年、秋元康氏が面倒を見ているアイドルの中で(平均的に)いちばん注目を集めているのは、(個人的に)指原莉乃さんだと思っていて、そんな彼女から学べることはないかと手に取った本が、『逆転力~ピンチを待て~』という本になります。

今回のエントリはこの本を読んで、勉強になったり、感心したり、何か引っかかるものがあった部分を取り上げていきたいと思います。

 

 

「好感度貯金」について

 好感度って、貯金みたいなものだと思っています。ひそかに「好感度貯金」と呼んでます。 

こう語る指原さんはどのようにして好感度を貯金しているのかというと、”あいさつ”で好印象をゲットしているとのことでした。ほかには、”人がグチっているとき”も好感度を上げるチャンスといいます。こういう時こそ、いい人っぽいことをいう機会なのです。

そして肝心の貯金の使い道はというと、疲労や精神的にいっぱいいっぱいだったりするときに印象が悪い行動をとってしまった時に、貯金に助けてもらえる。仮に貯金のない人だったら、「感じの悪い人」と思われて終わり、となっていたかもしれない、っていう話なんです。

ここからは僕の意見なんですけど、逆もしかりで、「自分の方が立場が強いから」とか、「自分に非はないから」という理由で相手に対して強く出てしまうと、逆効果なんです。指原さんの「好感度貯金」よりも、僕はこっちの「好感度借金」の方を気を付けるようにしています。

先日もありました。会社で「あなた方がちゃんとやらなかったせいで、ちゃんとやっていた私がお叱りをいただいたんですけど!」みたいな物言いをする人が。確かにその通りだったので、特に反抗的な態度を取ったり、普段のように怒り返したりはしませんでしたが、モノは言い様です。

ほかにも、「オレが今言ったこと間違ってた?」って発言とかもちょっとグレーゾーンです(部下とか後輩だったら、間髪入れずに「間違ってないけど、正論は休み休み言え」って言い返してるところです)。
こういうところで「好感度借金」は雪だるま式に増えていきます。気を付けたいものです。 

すぐ折れる、引き下がる

指原さんの言いたいこととズレるかもしれないんですが、似たようなことをどっかの心理学者も言っていて、「(特に目上の人相手に)ちょっとケンカしてから、すぐにこっちが折れたり、負けたりする」っていうのが、相手に気に入られるうえでスゴく効果的だというのを何かで読んだ気がします(内藤誼人氏の本だったかな…)。

指原さんのスゴいところは、自分が折れても、最終的に自分が正しければ、相手は高確率で謝ってきてくれることを知っているところ、その時の反応次第では自分の株が上がることをよ~く知っているところなんです。

目をあわせる、目をそらさない

はい、これ大事です。僕もこれ苦手なんですけど、これやられると弱いです。

学生の頃、声楽系の部活と一緒にステージをやる機会があったんですけど(僕は吹奏楽部でした)、相手の部活のステージマネージャーの女の子で男女問わず誰にでも目を合わせてほほ笑む子がいたんですけど、それだけで何でも解決する子がいました。

あと、これも学生時代の話なんですけど、学会で遠出した時のお土産を地元のゲイバーに持って行ったら、なんと、あの真崎航さん(わかる人だけわかればいいです)が来て、僕が持ってきたお土産を召し上がるときに、僕の目を見て「いただきます」と言ってくださり、僕が先に帰った際にも、また僕の目を見て「ごちそうさまでした」と言ってもらったことはよく覚えています(たかが、お菓子一個なんですけどネ)。スターと凡人の格の違いを体感した出来事でした。
(そこまでしてくれるお客さんはなかなかいないように思います)

また、お叱りをいただく時も目をそらさないことって大事で、指原さんがHKTの若い子に説教するときも、ヘコみすぎて下をずっと向いている子よりも、目を見て頷いてくれる子の方が、頭の熱が下がるといいます。

ですので、学校や仕事の場でよく怒られたりしている人は、コワいのはわかりますが、一度「相手から目をそらさない」というのを試してみるといいかもしれません。僕も試してみますので。

 

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感想(33件)

 今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

では、また次回もお目にかかれるのを楽しみにしております。

See you later alligator!

仕事が忙しすぎるとき

 

秘訣その1 コントロール感を持とう

 仕事が忙しいという状況には、いくつかのパターンがあります。

  • 一度に、納期に間に合わないくらいの仕事量がきてしまう。
  • 次々と仕事が舞い込んできて、積み重なってしまう。
  • 想定外の仕事や突発的なトラブルに見舞われ、本来の仕事ができない。
  • 長期にわたる本格的な仕事が、目先の仕事に追われて、着手できない。

 このような様々の状況の中で、その仕事の多さにストレスを強く感じてしまう人もいれば、淡々とこなしストレスを強く感じない人もいます。その違いはどこにあるのでしょうか。大きく2つの要因があります。1つは「コントロール感」があるか否か。
 「コントロール感」とは、それらの仕事に対して、自分でコントロールできている肯定的な気持ちのことです。それには下記の要素が必要となります。

コントロール感を持つために必要な要素

  1. 仕事の全体像が把握できている
  2. ここの仕事のおおよその処理時間を把握できている
  3. タスクリストができていて、優先順位を決めている
  4. 自分で順序の決定や効率化の工夫ができる
  5. やり遂げる、こなしていける可能性を感じている

 忙しすぎてストレスを強く感じてしまう人は、この要素のどれかが欠落していて、やり遂げられるか、納期に間に合うのかの不安を抱えているのです。この不安を抱えている状態で「無理なのではないか」「間に合わないんじゃないか」と感じた瞬間に、この不安は恐怖へと移行してしまいます。
 また、「コントロール感」のない人は、「あれもやらなければ」「これもやらなければ」と仕事がどんどん積み上がることに意識が向いてしまい、より一層大変さとつらさが増していきます。「コントロール感」がある人は、しっかりとしたタスクリストがあるために、「これもやった」「これも終えた」と仕事が減ることに意識が向きますので、満足感や達成感を感じることが多いのです。そのためにもタスクリストを作り、日々更新していくことは有効な手段です。

 

秘訣その2 やらされ感をなくそう

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 ストレスを強く感じてしまう2つめの要因は「やらされ感」を抱いていないかです。その仕事に対して、意味や価値を感じるかどうかがとても重要となります。それぞれの仕事をこなすことで、Aのような気持ちがもてれば、その仕事をする意味や価値が高まり、主体的にかつ積極的に取り組めることになります。
 しかし、Bのような気持ちを持ってしまえば、仕事の意味や価値を感じられず「やらされ感」が募り、つらいだけになってしまいます。たとえば、“雑用”に思える仕事でも、「きちんとこなすことが、信用につながるものだ」と考えれば、その仕事の意味や価値は高まります。

終わりに…

 仕事が忙しする場合、「コントロール感」がなく、「やらされ感」が募っている状態が一番ストレスを高めてしまいます。
 「大変だ」「全然、終わらない」「うんざりする」「限界だ」などの不平不満を常に言っている人は、仕事が多いことで「仕事のできる人」と見られていると勘違いしていますが、周囲は真逆で「仕事が遅い人」「段取りが悪い人」と映り、哀れに感じています。徐々に人から避けられ孤立していき、誰からもサポートが受けられない悪循環となってしまいます。
 一方、同じような仕事量で忙しくても、テキパキ仕事をこなし次々と効率よく仕事をさばいている人は、周りの人から見ても「仕事ができる人」「仕事が早い人」「能力のある人」というように映り、輝いて見えるものです。本人も周囲からそのように見られていることを感じ取ったり、実際にそのような言葉をかけられたりするので、自信につながり充実感も高まります。さらに周囲からも自然とサポートの手が入ることが多いのです。