エナジードリンクとかカフェインとかの話
最近エナジードリンクについてこんな記事を見つけました。
↓
エナジードリンクの飲みすぎで人が亡くなったという話は、
カフェインの含有量に制限のない海外の話だと思っていたので、
日本でも亡くなった方がいるというのは少し驚きました。
カフェインの過剰摂取で最悪のケースに至った例もある。2014年、エナジードリンクを日常的に飲んでいた九州地方の20代男性が死亡、解剖結果から翌年になってカフェイン中毒により死亡していたことが判明したのだ。
深夜帯の勤務だったこの男性は、眠気覚ましに毎日のように多用しており、解剖した医師によると、短時間に約20本飲んだためカフェインが致死量に達したのが原因だという。https://news.nifty.com/article/domestic/society/12151-024501/より引用
あと、エナジードリンクの飲みすぎで、頭部を失った男性に
ついての記事も以前見たことがありますが、これも衝撃的でした。
↓
僕自身、「ここで電池切れしたら困る」というタイミングで、
エナジードリンクをよく使うのですが、使い過ぎには注意したい
ところです。
特に、僕のような(発達障害などの要因で)脳の覚醒度が低い人は、
カフェインやニコチンに依存することが多いようなので、
気を付けたいものです。
カフェインについて調べたら
カフェインについて、手持ちの電子辞書で調べてみたら、
こんなことが載っていました。
- またの名を「テイン」という
- 脂肪細胞に直接作用し、脂肪の分解を促す
- 有効量は240㎎程度(マグカップ1杯360mL のコーヒーに含まれる量)
- 糖尿病の予防に役立つ可能性アリ
- 大脳皮質に作用し、眠気を除去する(中枢神経系に作用)
- 心臓に作用して、心筋の収縮力を増強させ、冠動脈を拡張させる
- 利尿効果がある
- 過量に用いると一事に集中しえず、不安感、耳鳴り、めまいなどの副作用が現れることがある
ということで、最後の項目を除き、意外にもネガティブな内容は
あまり出てきませんでした。
カフェインに限らず、何事もほどほどが体に良い、ということ
なのかもしれません。
米国スポーツ医学会の公式声明
冒頭で紹介した記事に、米国スポーツ医学会が公式声明として
小児がエナジードリンクを摂取することに対して警告を発した
ということが書かれていましたが、その公式声明の具体的な内容は
こちらの記事に詳しく書かれていました。
↓
(1)エナジードリンクは子供や18歳未満の青少年向けの商品ではない。また、子供向けのマーケティングを行うべきではない。
(2)激しい運動中、またその前後にエナジードリンクを飲むべきではない。死亡例が報告されている。
(3)エナジードリンクは水、清涼飲料水とは全く異なる飲み物で、無計画に飲み続けると深刻な副作用が生じる可能性がある。リスクについての教育が必要である。
また、問題はカフェインだけではなく、タウリンなどの
医薬部外品扱いの成分との相互作用による心拍数の増加や
中枢神経系の過興奮リスクが指摘されており、エナジー
ドリンクを飲むときには、こういった点も必ず確認しなくては
いけません。
さらに、カナダでは小児のカフェイン摂取量が決められています。
カナダでは子供のカフェイン摂取量を明確に定め、4~6歳は45ミリグラム/日、7~9歳は62.5ミリグラム/日、10~12歳は85ミリグラム/日を上限としている。カフェイン入り炭酸飲料ならコップに1、2杯程度だ。過剰摂取のリスクは避けたい。
先ほど、有効量は240㎎程度と書きましたが、それに比べると、
この量は非常に少ないように感じます。
僕が小さいころは、親にコーヒーを飲ませてもらえませんでしたが、
こういった情報に触れてみると、親の判断は正しかったのかもしれません。
ここまで、カフェインやエナジードリンクについて、
触れてまいりましたが、これらは「元気の前借り」として、
便利な側面がある一方、疲れを感じにくくするだけで、
根本的な疲労回復ではない、ということを念頭に置いて、
うまく付き合っていくものだと僕は思います。
それでは、また次回お会いしましょう。
See you again!
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