ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

2020年、吹奏楽コンクールが次々と中止になって

今更には成りますが、令和2年5月10日に全日本吹奏楽連盟より今年度の全日本吹奏楽コンクールの中止が発表されました。

この件について、はてなブロガー様でも取り上げている方が結構いらっしゃったので、僕も何かしらコメントしておきたい思います。
 

hebo-chan.hatenablog.com
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go5aff7.hatenablog.jp

もし自分が吹奏楽コンクール中止の憂き目に遭ったら

確実にグレていたと思います。
以前のエントリにも書きましたが、僕自身、吹奏楽コンクールには結構コンプレックスがあるものですから、出場できないとなったら、部活動だけでなく生活の至る所に悪影響を及ぼしそうです。

ですから、いま現在出来る範囲のことをグレずに頑張っている中高生(特に3年生)の皆さんは人間的に完成しているな、と感心しています。
現役でこの難局に向かい合っている吹奏楽部員の皆さんにはこれからの音楽活動でこの経験がどんな形でもいいので活きて欲しいですし、報われる日が来て欲しいと強く思っています。

吹奏楽コンクールが全てではない」という励ましに説得力はあるのか

僕は正直説得力はないと思っています。

僕自身が"吹奏楽コンクール厨房"を自称していることもありますが、それだけではありません。

僕が高校2年生の時に久々の県大会金賞を受賞しましたが、それを機に外部からの演奏依頼の数が増えました。
そして、僕が高校を卒業して10年以上経ち、"母校"と呼ぶようになった今では、県大会金賞どころか、東北大会銀賞をコンスタントに取ることが出来るようになりましたが、対外的な出番の数は、僕の時代とは桁違いです。
また、サマーコンサート(実質的な定期演奏会)の来客者数もコンクールの成績に応じて増えていきました。

今年、吹奏楽コンクールが中止になることで、飛躍的に成績を伸ばすことが出来たかもしれないバンドにとって、こうしたチャンスを失うことは非常にもったいないことだと思います。

吹奏楽コンクールは賞を持って帰るだけのイベントではないのです。

最後に

昨今の感染症拡大のさなか、運営、演奏者そして聴衆にとっての「密」となる吹奏楽コンクールの中止は致し方ないことかもしれません。

それでも、「仕方ない」で済ませず、中止にすることについて思いを巡らせたりしてもいいのではないでしょうか。