ホウ砂に吹かれて

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保守雑誌感想文【2020年4月】

小さな命を救い続けて

榊原記念病院副院長 高橋幸宏氏のインタビュー記事より。

―いまの四六時中お仕事のことをを考えていらっしゃって。

高橋 いや、それでは身が持ちません(笑)。だからといって、大きな手術の前日はストレス解消のために休むというようなオン・オフを切り替えるというような発想も僕には既にありません。そんなことをしていたらしょっちゅう休まなくてはいけないし悪循環です。早めに手術を終えて、家でゆっくりくつろぎながらお酒を飲み、好きな小説を読む。ストレス解消といってもそれくらいでしょうか。最近はストレスの意味もよくわからなくなりました。

なるたけ外に出ず病院内にいなければいけないという高橋氏、さぞかし四六時中仕事のことで頭がいっぱいなのであろうと思いきや、そうではないらしいのです。「身が持たない」という部分だけ切り取れば、僕とそんなに変わらないのですが。

「ストレスの意味のよくわからない」というのはどういう感覚なのでしょう。仕事を突き詰めた人だけが達することができる境地なのでしょうか。
僕の話をさせてもらうと、ハッキリとストレスを自覚することができます。「ストレスの意味がよくわからない」境地に至りたいと思ってしまいましたが、僕の場合、その過程で挫折してしまうことでしょう。

誰かが一歩を踏み出すために

車椅子トラベラー 三代達也氏のインタビュー記事より。

三代 (略)でも、僕は高校の時にバイク事故で一回死んでいるから、その後の人生はボーナスのようなものだと思っています。だから、死ぬのが怖いっていうのは諦める理由にはなりませんでした。 

世界一周を決意するにあたっての発言ですが、人生のどこかで死を意識した人の言葉は重さが違います(世界一周するにあたってのお金と時間ってどうやって確保したんだろう?)。
世界一周に限らず、何かを諦めてしまう人って、人生が「軽い」のかもしれません。いや、別に人生のどこかで死にかけてみよう、って言いたいわけではないんですけど。 

No Rain,No Rainbow 一度死んだ僕の、車いす世界一周

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