ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

"出世"から取り残されて

先日、会社の来年度の部署内の人事異動や昇格などが発表されました。

現在主任である僕の同期君や一年後輩君たちは順調に係長に昇格していたのに対し、僕(や一部の後輩君)は主任のままでいることになりました。

「あぁ、彼らとは別の道をこれから歩むことになるんだな」と複雑な心境になりましたので、どんな風に複雑なのかをこの場にしたためておきたいと思います。

 

まず思ったのは、「やっぱり自分はダメなんだな」って。

どういう風にダメかっていうのは、いろいろ頭の中に思い浮かびました。

「昨年の一時期は自分でも分かるくらい勤務態度がヒドかったな」とか、

気分障害が悪化して2週間丸々ダウンしてたのがよくなかったんだな」とか、

「デカい案件で失敗して会社に迷惑かけたのが大きかったな」とか、

精神障害者だっていうのは会社に知られてるしな」とか、

「彼らが出来てることが自分には出来ないしな」とか、、、

いろいろ頭をよぎりました。

その一方で、「ホッとした」というのも正直なところです。

というのも、僕は役職がつくのがイヤでイヤでたまりませんでした。

主任になって初めての出張で同行した上司が日報に「ノロ主任(僕)に同行」って書いていたのがスゴくイヤだったのを昨日のように覚えています。

だって役職なんてついたら、「主任のくせに」って言われますもん。

だからよかったんです昇格しなくて。負け惜しみでも何でもなく。

ウチの会社で役職を与えるっていうのは、その役職に相応しい人物だからではなくて、その役職に見合った責任なり仕事をして欲しいからだ、ってとある上司が言ってたらしいんですけど、その話を聞いて僕は迷惑な話だなって。

力不足(×役不足)だったらどうすんの?って。メンタル病院のお世話になっちゃうよ。

 

僕みたいに同期や後輩に先を越されてしまったら、一念発起して追いつくどころか、追い越してやる!みたいなのが、会社員としての正しいあり方なのかもしれませんが、僕にはそんな活力はどこにも残っていません。

人はパンのみにて生くるものに非ず、という格言がありますが、僕はそのパン代が手に入っていれば十分です。

なんかごめんなさいね、今回はここまで。

 

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