ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

オススメCDのご紹介:「小編成で挑戦! 吹奏楽コンクール人気曲セレクション」

 

吹奏楽コンクールにおける小編成部門(B編成、C編成とか、B部門、C部門って呼んだりもしますが)って、近年では聴いていて退屈するような安っぽい糞な完成度の低い僕の好みに合わない邦人新曲を取り上げるバンドがが目立ったりして、僕はなかなか聴きに行く気にならいんです。

申し訳ないんですけど、そういった邦人新曲を取り上げるようなバンドの顧問の先生に「吹奏楽コンクールじゃなくて、学校の音楽の授業(鑑賞とか)でも、本当にその作品を取り上げられますか?」って訊いてみたいモンです。

そんな中、救世主のような取り組みがあったんです。

f:id:hebo-chan:20200113220430j:plain(←Amazonへ)

コチラの、「小編成で挑戦! 吹奏楽コンクール人気曲セレクション」というCDでは、A編成(50名以上)ではお馴染みの「ローマの祭り」(レスピーギ)や「ダフニスとクロエ」(ラヴェル)などといった実績が多々ある作品を20~30名ほどの編成でも演奏を可能にした編曲で演奏されています。

実際聴いてみると、A編成で演奏されたときと比較して概ね遜色ない仕上がりとなっています(一部、演奏者側でイジる必要がありそうなところはありましたが)。

あと、びっくりしたのが、ブックレットには収録曲に必要な編成が載っているのですが、あのオーボエがキモの「サロメ」や「海」に必ずしもオーボエを必要としていないようなんです。

スゴい時代になりました。

これをきっかけに、小編成の吹奏楽でもちゃんとした音楽作品が取り上げられるようになって欲しいナ、と思うのでありました。

 f:id:hebo-chan:20200113220430j:plain(←楽天ブックスへ)