私がオバさんになってもセーラー服を脱がさないで
この動画、おニャン子クラブの元メンバーの皆様が解散から24年ぶりに集まって、『セーラー服を脱がさないで』を歌っているわけなんですが、おそらくここに集まった元メンバーの平均年齢はアラフィフといったところでしょうか。
おニャン子クラブは僕が生まれる前に解散してしまったため、当時のことはよく知りませんが、当時のことを知ると思われる方からの動画へのコメントは興味深く読ませていただきました。
動画に寄せられたコメントをかいつまんで
- 改めて聴くと歌詞がヒドい
⇒改めて聴かなくてもヒドいです。当時、秋元康氏が「こういう歌詞が市場でウケる」という判断を下したことに背筋が凍る思いがしますし、実際に市場でウケてしまったことにゾッとしますネ。 - 城之内早苗さんの歌唱力は流石
⇒そりゃあ、幼少期から民謡と三味線を習っていましたから、おニャン子クラブの中での音楽的素養は断トツでしょう(いい意味でおニャン子クラブでは場違いだったことでしょう)。ただし、声優としては…(『朱蒙』のときはヒドかった…) - 新田恵利さんの歌唱力も流石(城之内早苗さんとは逆のベクトルで)
⇒この件は後述します。 - フロントメンバーの顔ぶれについて
⇒この件も後述します。
新田恵利さんの歌唱力について
僕はリアルタイムでは存じ上げないのですが、新田恵利さんはどうやら絶妙に外した音程が持ち味らしいのです。そういえば、ミラクルひかるさんにもイジられていましたネ。
アイドルって若いころは歌唱力が高くない方でも、加齢とともに経験値を積み、ソツなく歌えるようになるパターンが多いイメージがあったのですが(ハロプロは特にそのパターンが多い)、新田恵利さんは逆にその歌唱力を維持され、ファンも安心するという稀有なパターンなんですネ。
余談ですが、僕は生稲晃子さんも新田恵利さんに負けず劣らずの歌唱力だと思っていたのですが、世間一般ではあまりそういう認識がないようで、先ほどの『セーラー服』でも生稲さんの音程の外しっぷりにビックリされていた方がいて、意外でした。
『セーラー服』のフロントメンバーについて
先ほど、紹介した動画での『セーラー服を脱がさないで』のフロントメンバーですが、左から順に
- 生稲晃子さん(会員番号40番)
- 新田恵利さん(会員番号4番)
- 城之内早苗さん(会員番号17番)
- 渡辺美奈代さん(会員番号29番)
ということで、僕は知らないのですが、会員番号がうしろの方の生稲晃子さんと渡辺美奈代さんは『セーラー服』を歌っていないだろう、という指摘がありました。
おそらく、この番組が放送された当時のメディアへの露出度を中心に様々な事情が勘案されてこのフロントメンバーの人選になったのではないかと思われます。
僕の世代ではモーニング娘。の『LOVEマシーン』あたりが、おニャン子クラブの『セーラー服』に相当するのかな、と思うのですが、最初は『LOVEマシーン』を歌うメンバーに4期以降のメンバーがいても目くじら立てたりしないよな~なんて思っていました。
youtu.beしかしながら、モーニング娘。の初期メンバーの平均年齢が45~50歳になったあたりに、『LOVEマシーン』を披露されて1~3期メンバーを差し置いて、4期以降のメンバーが前面に出てきていたら、そりゃなんかおかしいって思うよな、って思いなおしました。
ですから、アラフィフになったモーニング娘。のことを考えたら、先ほどの『セーラー服』動画でフロントメンバーのことを指摘している人の気持ちがなんとなくはわかるようになったんです。
確かにネ、って。
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今回は以上です。
最後までお付き合いくださった皆様(特におニャン子クラブ・モーニング娘。ファンの方)、ありがとうございました。