ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

保守雑誌感想文【2019年2月】

 

日頃より大変お世話になり、誠にありがとうございます。

わたくし、はてなブログで「ホウ砂に吹かれて」をやらせていただいております、ノロい人と申します。

早速ではございますが、今回のエントリは月に一度の保守雑誌感想文になります。

どうか、最後までお付き合いいただけましたら、幸いでございます。

 

気韻生動

今月号の保守雑誌のテーマは“気韻生動”です。

“気韻生動”とは、絵や書などで気品が生き生きと感じられること、という意味なのだそうです。

まぁ、これを絵や書といった芸術だけではなく、人間にも当てはめるわけですが、では人間の気韻はどのようにして生じるのでしょうか。

伊藤仁斎という人物の言葉を借りると、「勇往向前、一日は一日より新たならんことを欲す」、つまり、人は昨日より今日、今日より明日と勇気をふるって日々新たに成長していくことが大事と教えているのです。

こういった、先哲の言葉を糧に、気韻生動の人生へ一歩を踏み出していきたいものです。

 

伊藤仁斎「童子問」に学ぶ

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ブラスニカ会長 ジャナウバ元市長 山田勇次氏 インタビュー記事より

―よき運に恵まれる秘訣については、どう思われますか。
山田 まずは自分の仕事を好きにならなくちゃいけない。真剣さや情熱は不可欠です。 

よき運に恵まれたいというのは誰しも思うところですが、「自分の仕事が好きだ」とためらわずに言える人はどれくらいいるのでしょうか。少なくとも僕は言えません。今日も「これって私の仕事なんですかね?」と周囲に愚痴りながら仕事をしてきました。これって運をみすみす逃す言動なのでしょうか。気を付けたいものです。

 

農口尚彦研究所 杜氏 農口尚彦氏 インタビュー記事より

農口 (略)私はいま、これまで経験したことを七名の若者に教えとるんですけどね、最終的には本人の吸収する意欲こそが大事で、意欲のない者を育てることは絶対にできない。大きな夢を持った人にして初めて育つんですね。人は育てるんじゃない、育つんだと思います。 

そうなんですよね。意欲って人間の成長スピードを大きく左右するんです。

でもね、教育関係の仕事してる知人が「教育に携わる者が『育つ』って自動詞を使っちゃいけない。」って言っていたのを思い出して、ちょっと僕は反発心を覚えたんです。

そこで敢えて、人は育てるんじゃなくて、育つモンだっておっしゃるってことは、杜氏の世界ってそういうところなんだナァ、って。厳しい世界です。

 

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以上、2019年2月号の保守雑誌感想文はここまでにしたいと思います。

最後までお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。

ではまた、次回お会いできるのを楽しみにしております!