ストレスが原因のその症状
こんな症状に心当たりはありませんか?
胃がキリキリ痛んだり、胃もたれしやすい
自律神経の乱れによる胃酸の過剰分泌や胃腸の活動の低下は、胃痛、胃もたれ、下痢、便秘、食欲不振などを引き起こします。
息が苦しくなる
ストレスにより自律神経が乱れると、動悸がして呼吸が浅くなります。苦しくて立っていられなくなることさえあります。
めまいや手足のしびれがある
全身の血液の循環が悪くなり、めまいやだるさ、手足のしびれなどが起こります。
頭痛や肩こりにいつも悩まされている
ストレスの影響で肩や首の筋肉が緊張したり、血行が悪くなって頭痛や肩こりになることがあります。
ぐっすり眠れない
ストレスや緊張は睡眠の妨げとなります。2週間以上よく眠れない日が続く場合は、うつ病のサインかもしれません。
風邪などにかかりやすくなった
ウイルスや細菌への免疫力が落ちて、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
ストレスが頭痛や肩こりを招くことも
仕事上の不満、人間関係の悩みなどのストレスにより、頭痛や胃痛など、上記のように様々な身体症状が現れることがあります。
ストレスなどの影響により現れる疾患を「心身症」といい、あまり感情を表に出さず、自分のことを表現するのが苦手な人がなりやすいといわれています。
ストレスによる自律神経の乱れが原因
こうした身体症状は、ストレスが内臓や血管の働きをコントロールする自律神経の乱れを引き起こし、身体の機能に悪影響を及ぼすことが原因です。症状は人によって異なり、日によって変わることもあります。
医療機関を受診する場合は、まずは内科などで、身体の病気の面から診察や検査を受けましょう。一般的な治療で改善されないときは、心身症や精神疾患が疑われます。改善のためには、心療内科や精神科を受診するとともに、生活を見直し、ストレスを減らすことが大切です。疲れているなと感じたら、積極的に休養をとるように心がけましょう。