ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

保守雑誌感想文【2017年11月】

 

 

いつもお世話になりありがとうございます。

はてなブログで「ホウ砂に吹かれて」を書いております

ノロい人でございます。

今回の更新は月1回の自己啓発系保守雑誌感想文に

なります。

これは、僕の勤めている会社では保守雑誌を取っているのですが、

読まされっ放しではもったいないということで、このブログのネタ

として役立てようと2017年の6月から始めています。

どうか、最後までお付き合いくださいませ。

 

 

「一剣を持して起つ」とは

今月号の保守雑誌のテーマが「一剣を持して起つ

ということなんですけれども、この意味をご存知の方なんて

なかなかいらっしゃらないですよね?

一応雑誌の中でもこの言葉の意味を噛み砕いてくれていて、

分かりやすくいうと、「自分の得意技を持って世に立つ

ということなのだそうです。

へぇー。

 

 

ベルリン音楽大学のバイオリニストの話

今月号ではとある心理学者の調査が紹介されていたんですけど、

その調査というのはベルリン音楽大学の教授の協力を得て、

大学で学んでるバイオリニストの学生を3つのグループに分けて

調べたものになります。

 

どのようにグループ分けしたのかというと、

以下のように分けられたということです。

〈ⅰ〉世界的なソリストになれる可能性を持つ学生

〈ⅱ〉"優れた"という評価に止まる学生

〈ⅲ〉プロになれそうもなく、学校の音楽教師を目指す学生

 

では、学生がいずれのグループに属するかを決める

分かれ道がどこにあるのかというと、どうやら練習時間

あるというのです。

 

初めてバイオリンを手にしてからどれだけの時間練習を

こなしてきたか、という質問に対しての回答が5歳前後では

どのグループも大差ないということでした。

それが、8歳になると練習時間に差が表れ始めます。

そして20歳になると、

〈ⅰ〉のグループの学生はより上達したいという

強い決意で練習に臨むことから、その練習時間は

10000時間に達したといいます。

一方、〈ⅱ〉のグループの学生は8000時間、

〈ⅲ〉のグループでは4000時間を上回る程度であった

という調査結果が出ています。

 

この事実から、世界レベルの技術に達するには

10000時間の練習が必要であるという風に結論付け

られていました。この10000時間という時間は

バイオリニストに限らず、作曲家、ピアニスト、

さらにはスポーツ選手、作家などあらゆる分野に

当てはまるといいます。

 

 

 

ということで、何事も一定以上の熟練度を身につけるには、

時間が必要という話でした。

時間の「量」については保守雑誌の記事内で触れられていた一方、

「質」に関してはそれほど細かく記述がなかったことから、

「質より量」ということを伝えたかったのかもしれません。

ブログ運営に関するブロガーの方が書かれる記事を見ても、

「質より量」というのは頻繁に見かけるところです。

やはり、世の中「質より量」なのでしょうか。

 

 

今回はここまでになります。

最後までお付き合いくださった皆様には厚く御礼を

申し上げたいと思います。

それではまたお会いしましょう!