長時間労働でも心が折れる・折れないの分かれ道
こんばんは。ノロい人です。
今日も一日お仕事ご苦労様でした。
えっ、僕ですか?
嫌々行ってきましたよ、仕事。
ここ一年くらい
もう仕事に対して心が折れるんですヨ。
そういえば、去年『心が折れる職場』という本を
買って読んだのですが、最近会社の後輩も
この本を買って読んでいるという話をしてきたので、
改めて読んでいる次第です。
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この本、確かにタイトル通り
「心の折れやすい職場環境」のことに
ついての内容が書かれているのですが、
心が折れる・折れないの分かれ道みたいなものが
この本を読んで何となく分かりましたので、
そのことについて触れたいと思います。
長時間労働で心が折れる折れないの分かれ道
仕事によって心身の不調を訴えるのは、
長時間労働が要因の一つだ、というのは
あまり疑う人はいないと思いますが、
(そう信じたい…)
同じ長時間労働で働いていても、
不調になる人とならない人がいるとのことです。
その分かれ道って言うのが、
「仕事そのものを楽しいと思っているか否か」
が大きなファクターになっているみたいです。
同じ長時間労働でも
問題の起きていないAさんと不調を訴えるBさんについて
「長時間労働」+「楽しい、完成度を上げたいという意識」⇒セーフ!
「長時間労働」+「望まない業務」⇒アウト!
という事例が紹介されていました。
ですから、こればかりは仕事量や労働時間を減らしたところで、
労働者が仕事に対して意欲を持てなければ、不調者が出てしまう
という問題は解決できない、ということになるのでしょう。
また、仕事に求められる技術レベルに達しているかということも
分かれ道になりえます。
「長時間労働」+「技術レベルが追い付いている」⇒セーフ!
「長時間労働」+「技術レベルが劣っている」⇒アウト!
ということです。
この場合、「技術がない」ことに対して、組織的なカバーが
求められます。
長時間労働のほかにも、教師のモンスターペアレント対応や
上司からの叱責など、一見心が折れる主たる原因に見えても、
「実はそれだけが原因ではない」というような内容が充実している
本でした。
働いている人の多くは「労働ってイヤだなぁ…」って思った
経験があると思います(現在進行形?)。
その「イヤだなぁ…」って思ってしまう仕事の側面に
いろいろと気づける内容の本ですので、
現在進行形でイヤになってしまっている人に特に
読んでもらえるといいな、と思います。
僕自身気づきが多く、「なるほど!」を
連発してしまいました。
それでは、またお会いしましょう。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!