ホウ砂に吹かれて

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メンタルによい運動習慣の継続法

 

 運動は生活習慣病の予防だけではなく、メンタルにとっても抜群の効果があります。さらに運動習慣があると、ストレス耐性が充分に高められているといえるでしょう。

メンタルにとっての運動効果

  • 運動によって筋肉を動かすことでストレス物質が消費できる
  • 軽度のうつ状態であれば、治療としても運動を取り入れている医療機関がある
  • 運動習慣のある人は、不眠になりにくいという調査結果がある
  • 運動した日は入眠しやすく、睡眠レベルも深くなりやすい
  • 運動し終わった瞬間から副交感神経が高まり、精神的に安定しやすい

 このような効果があれば、できれば継続して運動習慣を身につけたいものです。継続のための秘訣をみていくことにします。

その1 目標を持つ

 ただ漠然と運動しても長続きさせることは容易ではありません。続けられない人は、具体的な目標を持っていないことが多いようです。
 運動負荷を徐々に高めていきながら、最終的なゴールをどこに設定するかを決めます。たとえば、「フルマラソンに出場する」「自分と同じ体重のバーベルを持ち上げる」「ベスト体重にするために3㎏減をめざす」などがそれにあたります。また、最終的なゴールだけではなく、中間目標(マイルストーンとも呼ばれます)もあわせて設定しておきましょう。そのような節目を設定しておくことで最終目標に近づいていることが明確化され、持続のためのモチベーションも高まります。

その2 意味や価値を感じ 期待をする

 目標を達成して何が得られるのか、どのような価値があるのかという目的意識をしっかり持つことも欠かせません。
 たとえば、「その運動によって健康が保たれ、定年まで勤められる」「健康が保てたら、好きな趣味がずっと続けられる」など運動する意味をしっかりとらえ、常にその価値を感じることが必要です。
 また、「がんばればでいる」という期待も大切です。頑張ってもできそうにないほどの高い目標は一気にモチベーションを下げてしまいますので、逆効果となります。

その3 ポジティブな感情をもつ

 運動をしながら「つらくてしょうがない」では続きません。目標達成の節目ごとに自分を褒め、効果を実感することが大切です。運動しているときは、意識が大変さや苦しさに向かいがちですが、そうではなく、意識は達成場面を見据え続けるのです。目標を達成した場面や、夢を叶えた場面を見据え続けることで、モチベーションは保たれます。
 また、運動をした後や節目の目標を達成した後は、「今日はおいしいものを食べよう」「節目の目標を達成したら、欲しかったものを買おう」と自分にご褒美をあげて、自分を労うことも大切です。

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