ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

心が疲れたとき ときには人の力を借りればいい

 

心が固いと、体も硬い

 「心が疲れた」と感じるようになってきたら、うつ病になりかけのサインと考えた方がいいかもしれません。そうならないためには、体を動かすクセを付けておくことが肝要です。運動すると、自分の体の調子がどういう状態なのかわかりやすいですし、体のコリもとることができます。疲れにくくなりますし、疲れていても自覚することができるようになります。あと、ストレス発散にもなりますね。

 この場合の「運動」とは、「筋力トレーニングして、体を鍛えてやる!」という意味ではありません。体の感覚=心の感覚と考えましょう。体を動かしておけば、心のコリもほぐすことができます。
 毎日15分、軽い体操やヨガなどを行う程度で十分です。習慣づけが難しいという人は、体操でもヨガでも、教室などに通って先生に習いに行くのも一つの手だと思います。師がいると、どうしても続けやすくなるものです。

 カウンセリングを受けに来た人に前かがみをしてもらうと、膝までも手が届かない人が結構たくさんいるといいます。心が固くなっている人は、体も硬くなっているようです。心をたおやかにして日々健やかに過ごしたいという人は、まず体を動かすクセをつけておいて、体の柔軟性を保つことが、前提条件となります。

 

自分だけの「師」をもとう

 人間関係で板挟みになったりと、何かがうまくいかない状況に陥ってしまい、心が疲れることが往々にしてあることと思います。その理由の一つには、「自分がない」ということもあります。「何事も、自分としての軸を通さなければならない」と考えがちになりますが、これはなかなか難しいことだと思います。そんなときのために、信頼する書物や人物をもっておくと、思いのほかうまくいくのではないでしょうか。

 例えば「あの本のメソッドならどうすればよいかな」、「坂本龍馬だったら、どう行動するかな」、「定年された部長だったらどう判断するかな」など、”尊敬する師”の考えを借りることでも、自分としての軸が通った考え方ができるようになります。
 誰かにべったり依存するというのではなく、”精神的に依存する”といえるのかもしれません。

 何もかも自分でやろうとする必要はありません。運動の習慣づけでも自分軸の立て方でも、誰かの力を借りればいいのではないでしょうか。