ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

2018洗浄総合展に行ってきましたョ!

 

 

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さて、早速ではございますが、10/18に会社をサボって2018洗浄総合展に行ってまいりましたので、どんなカンジだったのかをこちらでご報告させていただきたいと思います!

今回もどうか最後までお付き合いくださいませませ。

 

セミナーについて

防食設計の考え方(日本防錆技術協会様)

内容としては、

  • 防錆にかかるコスト(その6割近くが塗装だそうです)
  • LCC(life cycle costのことで、飛行機ではありません)の考え方
  • 工業塗装と一般塗装の比較

などに関するものでした。とても勉強になりました。

水系・準水系洗浄剤の使い方及び液管理方法について(横浜油脂工業様)

内容としては、

  • 水系・準水系と非水系洗浄剤の比較
  • 水系・準水系洗浄剤の管理
    (例としてpH、比重による管理の方法が紹介されていました)
  • 水系・準水系洗浄剤それぞれの使い方
  • 横浜油脂工業様の製品紹介

などに関するものでした。自分の知っている知識にないことも聞けて非常に有意義な講演だったと思います。希望者には発表資料を後で電子メールで送ってくださるとのことで、早速申し込んできました(送られてくるのが待ち遠しいです)。

 

 

出展について

興味を持った装置

まず、東製株式会社様のはなれ技くんⅡ型です。こちらは、洗浄液中にに持ち込まれた油分や微粒子、スラッジをいっぺんにに分離、リサイクルする装置です。使用することで、洗浄液の更新頻度が減り・長寿命化が図れるということで、なかなか便利な装置だと思いました。

また、森合精機株式会社様の洗浄液汚染度測定器も見学してきました。こちらは、洗浄液の濁度・pH・電気伝導度を測定し、それらから汚染度(%)を求めるという装置になります。各社、洗浄液の老化の程度を分析して、判断するのに苦労されているところだと思われますが、こういった装置を使用することで洗浄液管理の一助となるのではないかと思いました。

洗浄剤について

先に水系洗浄剤についての展示を見学してきましたが、水系洗浄剤を扱われているメーカーさんは自社の洗浄装置と併せての使用を推奨するケースが多いと感じました。その洗浄装置というものも、激しい揺動や振動、超音波などで洗浄するようになっており、そりゃ、キレイになるワ、って思いました。

その次に有機溶剤系洗浄剤を扱っているメーカーにもお話を伺いましたが、各社法規制をクリアしつつ、ユーザーの求める洗浄性能を満足する洗浄剤を上市している様子でした。何だかんだ言われながらも、有機溶剤による洗浄はまだまだ根強いんだな、という印象を持ちました。水系洗浄剤が有機溶剤系洗浄剤に取って代わるにはまだまだ乗り越えるべきハードルは多いな、なんて考えさせられました。

 

ということで、ここまでつたない文章で2018洗浄総合展を振り返りましたが、いかがでしたでしょうか?

今回のエントリはここまでになりますが、また展示会に行くことがあれば、こちらで報告させていただきたいと思います。

最後までお付き合いいただいた皆様、どうもありがとうございました。

それでは、またお会いしましょう!