2018年第24回東関東吹奏楽コンクールの予習
さて、今年の東関東吹奏楽コンクールが今週末行われますが、
それに先だって、今回のエントリでは予習をしていきたいと思います。
東関東吹奏楽コンクールの出場校の県大会時点での演奏をYouTubeで
見つけてまいりましたので、それについて触れていきたいと思います。
吹奏楽ファンの皆様も、そうでない方も、最後までお付き合いください!
茨城県代表:常総学院高等学校
昨年と一昨年の東関東代表(全国大会出場)でありまして、
実力校でございます。
今年自由曲に取り上げた曲はR.シュトラウスの交響詩《ドンファン》で、
クラシック音楽にあまり詳しくない方向けの説明をさせていただくと、
芸能人格付けチェックでダウンタウンの浜田雅功さんが正解の部屋に
入るときに流れるあの曲です。
(この説明でおわかりいただけましたでしょうか・・・)
この曲は2000年にも取り上げられており、そのときは全国大会で
初めて金賞を逃し、生徒の皆さんが席から動けなくなったことが
話題となっていました。
今年こそは全国大会出場を果たし、金賞を獲得してリベンジを
果たしていただきたいものです。
神奈川県代表:横浜創英中学・高等学校
こちらは、神奈川県大会での横浜創英中学・高等学校の演奏になります。
東関東吹奏楽コンクールでは、必ず金賞に食い込んでくる実力校ですが、
2015年を最後に全国大会から遠ざかっています。
先ほどの常総学院高等学校と同様に、今年の神奈川県大会で
朝日新聞社賞(1位)を受賞しています。
今年自由曲に取り上げたのは、プッチーニの歌劇「トゥーランドット」で
ありまして、こちらはトリノオリンピックでの荒川静香選手の演技で
一躍有名になった曲ですネ。
編曲は後藤洋氏で、僕の記憶が正しければ、このアレンジは
トリノオリンピックで荒川静香選手が金メダルを取った年(2006)に、
埼玉栄高等学校が最初に取り上げ、その後吹奏楽コンクールで爆発的に
人気が出たアレンジになります。
横浜創英中学・高等学校では、以前にもこのアレンジを2009年に
取り上げ、全国大会で銀賞を受賞しております。
今年はそれを上回る好演で、全国大会へ返り咲くことを期待したいと
思います。
以上、2校を取り上げましたが、東関東吹奏楽コンクールでは
さらに磨きをかけた演奏を期待したいと思います。
この音源を聴く限りでは、両校ともに全国大会へ出場するのに
十分な実力があると感じますが、東関東支部は大変な激戦区ですので、
どういう結果になるかは予想が難しいですネ。
See you again!
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