保守雑誌感想文【2018年2月】
平素より大変お世話になっております。
はてなブログで「ホウ砂に吹かれて」をやっております、
ノロい人でございます。
今回の更新は、月に一回の会社で取っている自己啓発系保守雑誌の
感想文になります。
「活機応変」とは
今月号の保守雑誌のテーマは「活機応変」ということで、
教養の無い僕のような人からすると、まず目にも耳にもしない
言葉なのですが、こういった意味があるようです。
人生は機の連続である。機にはよい機もあれば悪い機もある。その機を受動的にではなく、積極的に生かしていくこと。それが活機応変である。
ちょっと、というか、ちょっとどころでなく難しい意味ですネ。
活機応変に徹した松下幸之助氏
パナソニック(松下電工)で非常に有名な松下幸之助氏の話です。
松下氏が22歳の時にカタル性肺炎を患ったときの決心について、
このようなことが書かれていました。
「どうせ死ぬのであれば、養生して寝ながら死ぬよりも働けるだけ働いて死ぬ方がいい。結核にかかった以上、死ぬのは避けられない。
(略)
しかし、ただ寝て死ぬのを待つというのは面白くない。働ける間は大いに働こう」
もし自分が重病にかかってしまったとき、このように考えられるか・・・
ということが頭に浮かびましたが、答えは出ませんでした。
「どうせ死ぬのであれば、養生して寝ながら死ぬよりも○○して死ぬ方がいい。」
という考え方ができるか、そして○○の中に入るものを見いだせるか、という
ことを考えましたが、自分にはすごく難しいことだ、と素直に思いました。
○○の中に入るものが、「働けるだけ働いて」であった松下氏、その後の人生で
非常に大きなことを成し遂げたことは、言うまでもありません。
資格の重要性
弁護士にしても医者にしても、重要なジャッジをする人は皆資格を持っています。けれども金融マンだけは何の資格もなく、各人の経験や成り行きで判断を下している。これではいけないと思いまして、当時経営コンサルに関連するものでは唯一の国家資格であった中小企業診断士の資格を取得したんです。
西武信用金庫理事長の落合寛司氏の言葉です。
「今の時代資格なんて役に立たない」なんていう人をたまーに見かけますが、
それは自分だけのことを考えていたら、確かにそうなのかもしれません。
ですが、自分の判断が顧客の人生を左右したりする立場にあれば、
そんな言葉は出てこないだろうな、ということをこの落合氏の言葉から
考えされられました。
自身の判断で、顧客の会社が潰れてしまったり、その社員の人生に大変な
影響を及ぼしてしまったという経験を持つ落合氏の言葉にずしりとした
重みを感じずにはいられませんでした。
10億円の負債を抱えることとなった女将の言葉
ですから、やりたいかやりたくないかとか、できるかできないかと考える余地もない。右にも左にも行けなくて、私たちが進めるのは一本道。しかも後戻りはできません。
こちらは、鶴巻温泉元湯陣屋旅館女将の宮崎知子氏の言葉です。
ある日突然借金を知らされ、女将になった方の、この言葉も
重みがあります。
僕が普段生きている世界では、やりたいかやりたくないか、
できるかできないか、ということで、どこかのらりくらりと
逃げることが許されるところがあるように感じます。
そこにつけ込んで、自分を甘やかしてはいけないと思わすには
いられませんでした。
ということで、ここまで堅苦しい内容で来てしまいましたが、
書いている僕自身少し息苦しさを感じてきました。
やはり、柄にもないようなことはブログに書くモンじゃありませんネ。
でも、たまにはこういった堅苦しさも必要なのかもしれません。
それでは、またお会いしましょう!
アディオス!!
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【過去の保守雑誌感想文】