余所様のお子さんに構ってはいけない話
いつも大変お世話になっております。
はてなブログで「ホウ砂に吹かれて」をやっております、
ノロい人でございます。
今回は会社の上司から聞かされた話を書いていきたいと思います。
その上司(40代前半)が近所のオジさんと外で立ち話をしていたときに、
目の前で余所様のお子さんが転んだ時に、助けて起こそうとした際に、
立ち話をしていたオジさんからこんなことを言われたといいます。
「子供に触っちゃダメ!」
上司からその話を聞かされた時に、僕は何で子どもに触っちゃダメなのかが
よく分からなかったのですが、さらに立ち話をしていたオジさんからこんなことを
言われたといいます。
「不用意に子供に関わると、『あの人に転ばされた』とか言い出すかも知れないから、
助けてやりたい気持ちは分かるが、下手に子供に触ってはいけない」
という趣旨の話だったようです。
正直なところ、僕はその手の話を初めて聞いたので、少し驚きました。
世知辛い世の中になってしまったものです。
20年近く前の話になりますが、僕が小学校のころ、自転車に乗れるか乗れないか
ぐらいの時に、自転車に乗っていて派手に転んだ際、そばを通りがかった若い
カップルに「大丈夫?」と声をかけてもらって、助けてもらった記憶があります。
成人してから何年も経った今でも、そのことは覚えていますし、逆に自分の
目の前で子どもが転んだり、困っていたら、助けてやるのが大人として当然と
考えていました。
しかし、最近はそういう時代ではないようです。
この話をほかの既婚子持ちの先輩・上司社員にしたところ、
「ああ、そうなんだよネ~『ウチはそういう教育方針じゃないんです』とか
怒ってくるモンスターペアレントがいるからネ~」
という方もいました。
一方、年下の若い社員にも聞いてみたところ、他人の子供に関わらない
のが普通だという意見も聞かれました。
どうやら僕の知らないところで、「余所様のお子さんに構ってはいけない」という
常識(?)は意外と浸透しているようです。
また、少し調べてみたら、ヤフー知恵袋にもこういった質問が寄せられていました。
こちらの回答をみると、やはりと言いますか、
「かかわらない」とか「一切無視する」という風に答えている方が多いです。
しかも、子どもへのかかわり方が中途半端だと、
「保護責任者遺棄罪」に問われるかもしれないという回答もありました。
ということで、余所様のお子さんへの関わり方って、難しいものがあるという
ことは今回、人の話を聞いたり、インターネットで調べてみて勉強になりました。
簡単には答えが出ない話なのでしょう。
今回はここまでになります。
最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。
それではまた、お会いしましょう。