黒染め強要の件について思ったこと
どうも、ノロい人でございます。
最近、「黒染め強要」の件が話題になっていましたので、
調べてみたら、かなりひどい話でした。
結構ショックを受けました。
皆様ご存知かもしれませんが、
大阪府立高校に通う女子生徒が、生まれつきの茶髪を学校から
黒く染めるよう強要された、という話なんですが、
「これって本当に学校で起きた話!?」と思ってしまったくらい
とんでもない話でした。
特にこの辺りは心が痛みました。
生徒は黒染めに応じていたが、色が戻るたびに染め直すよう指示され、2年次の16年9月には黒染めが不十分だとして授業への出席を禁じられた。翌10月の修学旅行への参加も認められず、現在も不登校が続いているという。
生徒側は、「黒染めで頭皮や頭髪に健康被害が生じた。身体的特徴を否定され精神的苦痛も受けた」と主張。
あと、この辺は本当にやってしまったら
大問題になるじゃないかって話です。
恐ろしい。
「生来的に金髪の外国人留学生でも、規則では黒染めをさせることになる」とも述べたという。
ここまで、女子生徒から訴えられた学校について
リンクで張った記事の内容をみてきましたが、
これを読んだ感想としては、何でこの学校や
その教師は生徒の髪についてそこまで固執するのか
が分からないということです。
10年近く昔の話になってしまうのですが、
僕がかつて通っていた高校にも、校則はありましたが、
生徒の容姿については、DQN、いや失礼、
不良に見えなければ一応良い、というような感じで、
多少制服を崩して着ている、髪の色が少し明るい
ような気がする、程度のことであれば黙認されていた
ように思います(今はどうか知りません)。
というのも、僕の母校は田舎の公立進学校にありがちな
「文武両道」を(一応)標榜していた学校だったので、
一に勉学、二に部活動、というようなカンジで、
生徒の見た目をちゃんとさせるということに関しては、
あまり優先順位が高くなかったように思います。
そんな学校だったものですから、
- いかにして生徒に宿題をサボらせず、提出させるか
- いかにして隣のライバル校に模試の平均点で勝つか
- いかにして生徒の学習時間を管理するか
- いかにして旧帝大の合格者を増やすか
- いかにして他校との練習試合で一勝をあげるか
- いかにして大会で好成績を残すか
みたいなことが先生方の関心事であり、
逆に言えば、上に挙げたようなことしか頭にない人たち
だったので、生徒の髪の色に固執するような余裕は
時間的にも、精神的にもなかったはずです。
当時は(いや、今でも)そんな先生方がウザくて
しょうがなかったのですが、学校は勉強や部活動を
しに行く場所であるということを考えると、
当然のことです。
そんな学校に通っていたので、今回の「黒染め強要」で
波紋を呼んだ学校の先生方に対しては、
「生徒の髪に固執するような余裕があるなんて、
この学校の先生は勉強や部活動に対してちゃんと
取り組んでいないんじゃない?
程度が低い先生で、生徒がかわいそうだな」
って思ってしまったんです。
(「黒染め強要」の学校とお前が通っていた学校は時代も
状況もまるっきり違うから単純に比較するなんてナンセンスだ、
なんて言われてしまったらそれまでなんですけどネ)
僕自身、学校教育に関して教育者の立場でかかわったことが
ないので、「分かっちゃいない人間」の意見になってしまう
のですが、この学校の先生方に対して強い違和感を感じたので
今回このような意見を書かせてもらいました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは、またお会いしましょう!
新品価格 |
新品価格 |