ホウ砂に吹かれて

コンサータ72mg男が書きたいことを書きたいときに書くブログ

長時間労働でも心が折れる・折れないの分かれ道

こんばんは。ノロい人です。

今日も一日お仕事ご苦労様でした。

えっ、僕ですか?

嫌々行ってきましたよ、仕事。

ここ一年くらい

もう仕事に対して心が折れるんですヨ。

 

 

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そういえば、去年『心が折れる職場』という本を

買って読んだのですが、最近会社の後輩も

この本を買って読んでいるという話をしてきたので、

改めて読んでいる次第です。

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この本、確かにタイトル通り

「心の折れやすい職場環境」のことに

ついての内容が書かれているのですが、

心が折れる・折れないの分かれ道みたいなものが

この本を読んで何となく分かりましたので、

そのことについて触れたいと思います。

 

長時間労働心が折れる折れないの分かれ道

仕事によって心身の不調を訴えるのは、

長時間労働が要因の一つだ、というのは

あまり疑う人はいないと思いますが、

(そう信じたい…)

同じ長時間労働で働いていても、

不調になる人とならない人がいるとのことです。

その分かれ道って言うのが、

「仕事そのものを楽しいと思っているか否か」

が大きなファクターになっているみたいです。

 

同じ長時間労働でも

問題の起きていないAさんと不調を訴えるBさんについて

長時間労働」+「楽しい、完成度を上げたいという意識」⇒セーフ!

長時間労働」+「望まない業務」⇒アウト!

という事例が紹介されていました。

 

ですから、こればかりは仕事量や労働時間を減らしたところで、

労働者が仕事に対して意欲を持てなければ、不調者が出てしまう

という問題は解決できない、ということになるのでしょう。

 

また、仕事に求められる技術レベルに達しているかということも

分かれ道になりえます。

長時間労働」+「技術レベルが追い付いている」⇒セーフ!

長時間労働」+「技術レベルが劣っている」⇒アウト!

ということです。

この場合、「技術がない」ことに対して、組織的なカバーが

求められます。

 

長時間労働のほかにも、教師のモンスターペアレント対応や

上司からの叱責など、一見心が折れる主たる原因に見えても、

「実はそれだけが原因ではない」というような内容が充実している

本でした。

 

働いている人の多くは「労働ってイヤだなぁ…」って思った

経験があると思います(現在進行形?)。

その「イヤだなぁ…」って思ってしまう仕事の側面に

いろいろと気づける内容の本ですので、

現在進行形でイヤになってしまっている人に特に

読んでもらえるといいな、と思います。

僕自身気づきが多く、「なるほど!」を

連発してしまいました。

 

それでは、またお会いしましょう。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!